第三世代の低用量ピルとは?
第三世代は、1980年代に開発された、「デソゲストレル」という合成黄体ホルモンを使用した低用量ピルです。
低用量ピルには、第一世代から、第二世代、第三世代、第四世代までの4つの世代があり、それぞれに特徴や効果が異なります。
今回は、第三世代の低用量ピルについて解説します。
第三世代の低用量ピルの特徴
デソゲストレルは、アンドロゲン作用が低いのが特徴です。
デソゲストレルは黄体ホルモン作用が高く、第二世代のレボノルゲストレルと比べて、アンドロゲン(男性ホルモン)の作用を抑える働きがあり、ニキビなどの肌トラブルの治療にも効果があります。
なので美容目的で使用する方も多いです。
詳しく説明しますね。
ニキビや肌荒れに効果的
第三世代の低用量ピルは、男性ホルモンの分泌を抑える効果が高いため、ニキビや肌荒れに効果的です。
男性ホルモンは皮脂分泌を増やし、毛穴を詰まらせて炎症を起こす原因になります…
が、第三世代の低用量ピルは、この男性ホルモンを抑制してくれるので、皮脂分泌を減らし、ニキビや肌荒れを改善することができちゃうんです!
不正出血が少ない
第三世代の低用量ピルは、子宮内膜を薄くする効果が高いため、不正出血が少ないです。
不正出血とは、生理以外の時期に出血すること。
不正出血は低用量ピルを服用し始めた頃に起こりやすく、服用を続けることで治まることが多いです。
しかし、服用初期とはいえ、ダラダラと出血が続くと、精神的にも負担になりますし、予定も立てづらくなってストレスがかかりますよね…
でも、第三世代ピルは、比較的不正出血が起こりづらいピルなんです。

第三世代ピル
高血圧や高コレステロールなどの影響が少ない
第三世代の低用量ピルは、エストロゲンの影響を受けにくいため、高血圧や高コレステロールなどの心血管系の症状に対して影響が少ないです。
エストロゲンは、血圧やコレステロールの値を上げることがあります。
そのため、高血圧や高コレステロールなどの症状がある方は、低用量ピルの服用に注意が必要なんです。
しかし、第三世代の低用量ピルは、エストロゲンの影響を受けにくいため、心血管系の症状に対して安全性が高いと言われています。
低用量ピルのデメリット
第三世代ピル特有のデメリット:血栓症のリスクが高い
デソゲストレルを使用したピルは、第一世代ピルや第二世代ピルに比べて、血栓症の発症率がやや上昇します。
血栓症とは、血液中にできた固まり(血栓)が血管を詰まらせてしまう病気です。
血栓症は、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる症状を引き起こすこともあります。
第三世代の低用量ピルは、他の世代の低用量ピルよりも血栓症を発症する確率が高いと言われています。
そのため、服用する際には定期的な医師の診察や検査を受けることが必要です。
また、服用中にふくらはぎの痛みやむくみ、手足のしびれ、激しい頭痛やめまい、鋭い胸の痛みや突然の息切れなどの初期症状が出たらすぐに服用を中止し、医師に相談してください。
その他、低用量ピル全般のデメリットを説明しますね。
保険適用外で費用がかかる
低用量ピル全般に言えますが、第三世代の低用量ピルも、避妊目的で処方される場合は保険適用外です。
そのため、診察料や検査料、薬代などが全額自己負担となります。
第三世代の低用量ピルの価格はクリニックや病院によって異なりますが、1か月分で約2,000円~3,000円ほどが相場です。
初回は診察料や検査料も含めてピル代以外に約2,000円~4,000円ほどかかる場合もあります。
長期的に服用するとなると出費は避けられませんが、避妊効果や生理諸症状の改善などさまざまなメリットを考えると費用以上の価値があると言えるでしょう。
正しい飲み方ができないと避妊効果が低下する
低用量ピル全般に言えますが、第三世代の低用量ピルも、毎日同じ時間に服用することで高い避妊効果を発揮します。
しかし、飲み忘れや正しい飲み方ができないと避妊効果が低下する可能性があるので気を付けてくださいね。
販売されている第三世代の低用量ピル
- マーベロン
低用量ピルのマーベロンについて - ファボワール
- ノベロン(マーベロンのジェネリック医薬品)
低用量ピルのマーベロンのジェネリック医薬品「ノベロン」について - ジェミーナ
- ラベルフィーユ
マーベロンとファボワールは製薬会社が違うだけで、成分の内容は同じです。
| DSG=デソゲストレル(Desogestorel) EE=エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol) |
1錠中のDSG含有量 | 錠数 | 21錠中のDSG総含有量 | 1錠中のEE含有量 | 21錠中のEE総含有量 |
|---|---|---|---|---|---|
| マーベロン21(実薬のみ21錠) マーベロン28(実薬21錠・偽薬7錠) ファボワールも同じ成分内容です |
0.15 | 21 | 3.15 | 0.03 | 0.63 |
第三世代ピルはどこで買えるか
- 病院
婦人科で処方してもらえます。
ピル処方には、血圧や血液検査などを行います。
- オンライン診療
病院に行かずともどこに居てもピルを処方してもらえるので便利なサービスとして利用者が増えています。
詳しくはこちらを
- インターネット(個人輸入代行会社)から購入
洋服や化粧品を買うように、インターネットで買うことができます。
病院やオンライン診療に比べると、ピルを買ってから手元に届くまで誰にもバレずに済む方法です。
5,412円
1箱:63錠(21錠x3シート)
1箱:1,339円
3箱:2,933円(1箱あたり978円)
6箱:5,073円(1箱あたり846円)
1箱:28錠(プラセボ含む)




コメント