「ピルを飲むと太る」という噂について
コクランレビューに限らず、国内外の研究結果による報告では、低用量ピルと体重増加の間に因果関係はない、という結論が出ています。
ピルを飲んだからといって、太ってしまうということはありません。
※中用量ピルの服用によっては、太ることもあったそうです。
しかし、ピルを飲むと太った気がする…と感じる方もいるようです。
ピルを飲み始めたら太ったと感じる理由
そもそも、低用量ピルには脂肪を増やす効果はありません。
しかし、確かに太ることもあり、その原因としていくつかあります。
食欲増進
- プロゲステロン(黄体ホルモン)によって、空腹感が増していつもより多くの食事をとってしまう
- 卵胞ホルモン(エストロゲン)は、妊娠を促すホルモンなので、妊娠状態に似た状態が出来ることで、栄養を蓄えようと食欲が出るため
しかし、これは一時的なもので、ピルを服用し始めて1~2カ月で自然と解消されることが多いので、心配しなくて大丈夫です。
むくみ
エストロゲンは体内に水分を溜めやすくするホルモンで、ピルを飲むと体内に不要な水分が溜まりやすくなります。
これにより、体重が増えたり見た目に太って見えたりすることがあります。
これも、ピルを服用し始めて1~2カ月で落ち着いてくることが多いです。
ピルを飲んでも太らない方法
ピルを飲んでも太らないためには、以下のような方法が有効です。
- 食べすぎないようにする
食べすぎないようにするには、よく噛んでゆっくり食べたり、
1回の食事量を減らして食事回数を増やしたり、高カロリーの食べ物の量を減らしたりすることが大切です。
また、間食をするときはナッツ類やチーズなど太りにくいものにすることもおすすめ。
- 塩分やアルコールの摂取量を控える
塩分やアルコールは水分保持を促進するため、摂取量を控えることでむくみを防ぐことができます。
- 適度に運動する
適度に運動することで血行や代謝を良くし、水分や老廃物の排出を促進することもできます。
- 身体を温める
身体を温めることで新陳代謝が高まり、余分な水分や脂肪の燃焼も促されます。
- 長時間同じ姿勢でいないようにする
長時間同じ姿勢でいると血液やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えの原因になります。
こまめに休憩を取って体勢を変えたり、ストレッチやマッサージも効果的ですよ。
- ピルの種類を変えてみる
服用してしばらくすると、落ち着いてくるものですが
ピルの種類が合わないために、太ってしまうこともあります。
体調が安定しないようであれば、医師に相談しピルを変えてもらうのも一つの手かもしれません。


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