低用量ピルを選ぶ時に何を見ればいいのか
低用量ピルといっても種類が多すぎて、何が違うのかわからない方も多いと思います。
こんな違いがあるんです。
- 1シート当たりの錠数
- 開始日
- 女性ホルモン含有量の変化の違い
- 黄体ホルモンの種類
この4つのポイントを理解して、自分に合った低用量ピルを選びましょう!
1シート当たりの錠数による分類
21錠タイプと、28錠タイプに分類されます。
- 21錠タイプ
21日分の実薬を服用後、7日間休薬
- 28日タイプ
21日分の実薬を服用後、7日分の偽薬を服用
プラセボ(偽薬)とは?
開始日による分類
服用開始日によって、DAY1 START(デイワンスタート)とSUNDAY START(サンデースタート)に分類されます。
- DAY1 START
月経開始日から、ピルを服用開始する
- SUNDAY START
月経開始後、初めての日曜日から、ピルを服用開始する
女性ホルモン含有量の変化の違い
ピルに含まれているホルモン量の変動の仕方によって、一相性、二相性、三相性と呼び方が変わります。
- 一相性
服用する錠剤の全てが、一定量のエストロゲンとプロゲストーゲンで構成されているものです。
毎日、同じ量の卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を21日間服用します。
女性ホルモン量の変動がないので、副作用が出にくいことがメリットです。
- 二相性
中間増量型とも呼ばれ、後半11日間はプロゲステロンの含有量の多い錠剤です。
含有量の違う2種類の錠剤を服用します。
二相性のピルは、日本では販売されていません。
- 三相性
3段階で、女性ホルモン含有量の違う錠剤を服用します。
女性の本来のホルモンバランスに近づけたものです。
世代による分類
低用量ピルは黄体ホルモンの種類によって、第一世代、第二世代、第三世代、第四世代に分類されます。
- 第一世代
1960年代に開発されたノルエチステロンを使用したピルで、黄体ホルモンの作用が弱いために含有量が多くなっています。
個人差はありますが、ピルの効果はある一方、不正出血が起こりやすいとも言われています。
また、第一世代の低用量ピルは、第二世代から第四世代までのピルと比べてホルモン量が多いため、副作用が強く出る可能性もあります。
商品名としては、シンフェーズ、フルウェルLDなど。
- 第二世代
ホルモン量を抑える目的で、1970年代に開発されたレボノルゲストレルを使用したピルです。
ニキビ、体重の増加などの男性化作用(アンドロゲン作用)が問題になりました。
そのため、段階的にホルモン量を減らして影響を抑えるられるように、三相性にするなどの工夫がなされています。
商品としては、トリキュラー、ラベルフィーユ、ジェミーナなど。
- 第三世代
第二世代に比べて、アンドロゲン作用を抑えた、デソゲストレルが使用されています。
デソゲストレルは、皮脂分泌を抑える効果があるため、ニキビや肌荒れの改善に効果が期待できます。
また、血栓症のリスクも第二世代のピルより低いとされています。
マーベロン、ファボワールなどが該当します。
- 第四世代
第四世代ピルは、現在販売されているピルの中で、一番新しいタイプのピルです。
より新しいプロゲステロンの形態である、ドロスピレノンを含んでいます。
第三世代ピルと比べて、PMS(月経前症候群)やにきび、多嚢胞性卵巣症候群などの症状に効果があるといわれています。
商品としては、ヤーズ、ヤーズフレックスなどです。
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