緊急避妊法とは
性交渉後72時間以内、または、120時間以内に、服用することで、妊娠を避けることが出来る方法のこと。
確実に、妊娠を避けられるわけではなく、できるだけ早く服用すればするほど
妊娠を回避できる可能性があがるものです。
特に排卵日前後の危険な時期に、ピルを飲み忘れたたり、避妊に失敗したり、性的暴力を受けたり…
望まない妊娠の心配がある時に行う緊急的な避妊方法です。
間違えないでほしいのは、緊急避妊法は、「妊娠しないようにする」ためのものであり、
妊娠した場合には、中絶と同様の効果はありません。
緊急避妊ピルはいつから?
2011年5月に、日本で初めて緊急避妊専用薬として「ノルレボ」が販売されました。
他の先進国では、緊急避妊法は一般的で、薬局で処方箋ナシで購入できるのにもかかわらず、それまで、日本で公式に承認された緊急避妊用の薬剤はありませんでした。
そのため、避妊失敗や性的暴行による、望まない妊娠をしてしまった場合、月経困難症や子宮内膜症などの治療に使われる、中用量ピルを緊急避妊法として使っていたのです。
その時に使っていたピルは、黄体・卵胞ホルモン配合剤で、
- ノルゲストレル(0.5mg)
合成の黄体ホルモン - エチニルエストラジオール(0.05mg)
合成の卵胞ホルモン
が、含まれています。
それが
ヤッペ法と言われる緊急避妊法だったのです。
ヤッペ法をもう少し詳しく
プラノバールという中用量ピルを使う、緊急避妊法の一つで
妊娠阻止率は85%、非妊娠率は98.9%の効果があります。
妊娠阻止率とは、妊娠しやすい時期(排卵日前後)の性交渉で、妊娠を防ぐ確率で
非妊娠率とは、生理周期に関係なく、妊娠を防ぐ確率の事です。
プラノバールの緊急避妊の仕組みは、
排卵を抑制したり遅らせて、排卵の時期をコントロールすることで、
精子が卵子と出会うタイミングをなくして、受精卵を作らせないようにする
というものです。
※プラノバールと同じ内容で、バイエル薬品から「ドオルトン」というピルが販売されていましたが、2008年3月で販売中止になっています。
プラノバールについて
一般名
ノルゲストレル, エチニルエストラジオール
成分(1錠中)
ノルゲストレル 0.5mg
エチニルエストラジオール 0.05mg
服用方法
避妊をせずに性交渉をした後
72時間以内に2錠服用、その12時間後に2錠服用する。
緊急避妊法は、服用が早ければ早いほど効果があります。
費用
健康保険は使えません。
薬自体の値段は高くないので、診察料などを加えても、8,000円~20,000円程です。
副作用
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 出血
- 頭痛
- むくみ
- めまい
- 胸の張り
- 眠気
このような症状が現れることがありますが、
徐々に軽くなっていき、24時間~3日ほどで治まります。


コメント