消退出血ってなに?
消退出血とは、女性の生理周期において、通常の生理出血とは異なる出血のことを言います。
消退出血は通常の生理による出血に比べて、量が少なく、色も薄い傾向があります。また、期間も通常の生理よりも短くなることがあります。
ただし、個人によって出血のパターンは異なる場合もあります。
消退出血には4つのパターンがあります
- アフターピルの副作用としての消退出血
- 生理周期の変動による消退出血
- 妊娠の兆候を表す消退出血
- 低用量ピルの休薬期間中に起きる消退出血
アフターピルの副作用による消退出血
アフターピルの服用後、多くの場合、出血が起こります。これはアフターピルの副作用の一つであり、消退出血と呼ばれます。この出血は通常数日から数週間続くことがあります。
また、一部の女性は軽いおりものの変化を経験することがあります。
アフターピルの服用によって、ホルモンバランスが変動したり、ストレスが発生したりして、生理周期の乱れや月経量の変化が起きることがあります。
これにより、通常の生理予定日とは異なる時期に出血が起こることがあります。この場合も、その出血は消退出血とみなされます。
妊娠の兆候を表す消退出血
一部の女性は妊娠初期において、着床出血と呼ばれる、軽い出血を経験することがあります。
これは、
受精卵が子宮内膜に着床する際に起こるもので、通常は薄いピンクや茶色のおりものとして現れます。
通常の生理以外の出血を、消退出血と呼ぶので、着床出血も消退出血の一部としました。
低用量ピルの休薬期間中に起きる消退出血
低用量ピルは、ホルモンを含んだ錠剤で、毎日決まった時間に飲むことで、排卵を抑えて妊娠を防ぐ効果があります。
低用量ピルは28日間のサイクルで服用するものですが、一時的に中断する休薬期間を含んでいます。
休薬期間は、7日間となります。
休薬期間にはホルモンを含まない偽薬(プラセボ)を飲むか、または何も飲まずに過ごします。
すると、
ピルの摂取中はホルモンのレベルが一定に保たれますが、休薬期間に入るとホルモンのレベルが下がります。
子宮内膜は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンの働きによって増殖するのですが、
体内のホルモン濃度が低下し、子宮内膜が一部剥がれたり、一時的に刺激されたりすることで出血が起こります。
この変化によって、子宮内膜がその結果として、一部の女性は薄い出血やおりものを経験することがあります。通常、生理出血よりも量が少なく、期間も短い傾向があり、色合いも薄いピンクや茶色が多いです。
これが、低用量ピルによる消退出血です。
消退出血と生理の違い
生理による出血は、自然の周期による出血です。
消退出血は、生理と違って出血量が少なく、色も茶色っぽいおりもののような状態です。
また、生理に比べて生理痛も軽減される傾向があります。
個人差はありますが、消退出血は、
休薬期間に入ってから大体2~3日で起こり、出血が続く日数は、5日前後が一般的です。
消退出血について
休薬期間に消退出血が来ない…
しばらく低用量ピルを飲み続けると、次第に子宮内膜が薄くなり、
消退出血が起こらなくなる人もいます。(著者もその一人です)
消退出血がないことで、妊娠してるかも…と不安になるかもしれませんが、心配しないで大丈夫です。
低用量ピルが正常に働き、子宮内膜が薄くなったために、剝がれ落ちるもの(出血の元)がないため、消退出血がないのです。
しかし、「どうしても妊娠したくない」、「出血がないと不安」という場合は、
定期的(2、3ヶ月に1回)に妊娠検査薬を使って検査するか、中用量ピルを使って、出血を起こすこともできます。
消退出血が起こっても妊娠する可能性はあるのか?
低用量ピルを正しく服用していれば、消退出血の有無に関係なく、排卵は抑制されているため、妊娠する可能性はほとんどありません。
しかし、低用量ピルの服用を忘れたり、時間がずれたりした場合や、下痢や嘔吐などでピルの吸収が悪くなった場合などは、避妊効果が低下する可能性があります。
その場合は、避妊具を使用するなど、追加的な避妊法を行う必要があります。
しかし、急に消退出血が起こらなくなったり、出血量や日数に変化があった場合は、
妊娠も含め、婦人科系の病気の可能性も考え、
妊娠検査薬や病院の受診をした方が良いでしょう。
消退出血は低用量ピル服用中に起こる正常な現象ですが、不安や疑問がある場合は医師に相談することをおすすめします。
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