絶対に妊娠したくない貴女へ~緊急避妊の種類と使い方

緊急避妊・アフターピル
絶対に妊娠したくない貴女へ~緊急避妊の種類と使い方
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妊娠したくない貴女の味方「緊急避妊」

色々な事情はあると思いますが、 エッチの後で、

『 どうしても妊娠するわけにはいかない! 』

そんな時には、緊急避妊という方法があります。

緊急避妊とは、避妊に失敗したり、性的暴行にあうなどの理由で、望まない妊娠から女性を救うために使用される避妊方法のことです。

緊急避妊を行った理由として、「避妊具に関するトラブル」がとても多いです。

緊急避妊をした理由のランキング

1 コンドームが原因となる理由
破れる、取れるなどの理由で、精子が膣に入ってしまった可能性があるため
61.2%
2 避妊をしないで性行為をしたため 19.8%
3 膣外射精をしたけど不安なため 12.9%
4 安全日を間違った 4.7%
5 性的暴行、無理やり膣内射精された、など望まない性行為によるもの 3.3%
6 ピルを飲み忘れた等 3.7%

他にも、「下痢などによるピルの吸収障害」、「腟外射精」などが理由で服用する場合もあります。

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緊急避妊法はどんな時に使った方が良いのか

いつもは対策をしていても、何かのトラブルで避妊できているのか不安になる方もいると思います。

緊急避妊法を考えた方が良い状況についてお答えします。

経口避妊薬(ピル)でのトラブル

  • ピルを服用する 1 週目(1~7 日目)に3 錠以上飲み忘れた場合

  • 飲み始めるのが 3 日以上遅れる、かつ、避妊をしない(コンドームを使用しない)性行為があった場合。

子宮内避妊具(IUD/IUS)でのトラブル

  • 完全に抜けている、または部分的に脱出があった場合

  • 子宮内避妊具を除去して、その前7日以内に避妊をしない(コンドームを使用しない)性行為があった場合。

コンドームのトラブル

  • コンドームが、破れる、外れる

  • 上手く取れずに膣にかかってしまう

肝酵素誘導薬の使用中のトラブル

肝酵素誘導薬を服用している場合、経口避妊薬や緊急避妊薬の効果が低下する可能性があります。

これは、肝酵素誘導薬によって代謝速度が上昇し、避妊薬が十分な時間、体内に留まらないため、効果が減退してしまうことが要因です。

なので、ピルを服用していても、避妊をしない(コンドームを使用しない)性行為があった場合は注意が必要です。

セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有物の摂取

セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)とは、多くの健康食品やサプリメントに使用される植物の一種で、

主に抗うつ薬や抗不安薬として使用されるセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬剤の代替物として広く知られています。

セント・ジョーンズ・ワートを含む製品を使用する場合は、避妊薬の効果を低下させる可能性があるので、避妊をしない(コンドームを使用しない)性行為があった場合は注意が必要です。

日本での緊急避妊の歴史

緊急避妊は時代とともに変化していて、昔に比べると緊急避妊の方法を選べるようになりました。

1960年代

高用量エチニルエストラジオール(合成卵胞ホルモン)の経口投与が利用され始めた頃。

しかし嘔吐などの副作用が多く見られました。

1977年

副作用の軽減を目的として、ヤッペ法(Yuzpe法)が開発されました。

緊急避妊法のヤッペ法について

ヤッペ法とは、プラノバールという、エチニルエストラジオールとdl-ノルゲストレルを含む、中用量ピルを服用する方法です。

ヤッぺ法は卵胞ホルモンと黄体ホルモンを内服する方法で、72時間以内に2錠服用し、その後12時間後にさらに2錠内服します。

ちなみに、ノルゲストレル(Norgestrel)とは、避妊に用いられるプロゲスチン(合成黄体ホルモン)のこと。

ノルゲストレルは、dl-ノルゲストレル(d-ノルゲストレルとl-ノルゲストレル)の2つの立体異性体の混合物であり、l-異性体(レボノルゲストレル)のみが活性を持ちます。

そのため、医薬品においては、l-異性体(レボノルゲストレル)の含量のみを記載することがあります。

1998年

WHOによって実施された、国際大規模多施設共同臨床試験の結果から、

レボノルゲストレルのみを使う緊急避妊法は、ヤッペ法に比べて効果が高く、安全性にも優れていることが確認されました。

レボノルゲストレル(LNG)の0.75mg錠を1錠服薬し、12 時間後に、1錠服薬する、という方法です。

これが、初期のノルレボ法です。

2002年

WHOによって実施された、国際大規模多施設共同臨床試験の結果から、

レボノルゲストレルの服用は、0.75mgを12時間間隔で分割投与する方法より、

合計の1.5mgを一度に服薬する方法でも、問題がないことがわかりました。

これが現在のノルレボ法です。

2011年

緊急避妊薬が、日本で初めて承認、販売されるようになった年です。

この時に販売されたのは、ノルレボ(レボノルゲストレル0.75mg錠)です。

ノルレボが承認される前までは、ヤッペ法で緊急避妊を行っていました。

ちなみに、日本は緊急避妊に関してはかなりの後進国で、2006年の時点で、国連加盟国192カ国中114カ国で既に承認されていたのに、5年後にやっと認可されたのです。

2023年現在

ヤッペ法、ノルレボ法の他にも、銅付加子宮内避妊具や、「エラワン」という、性交後120時間、つまり、5日後まで服用可能なものもあります。一番のおススメですね。

エラ(エラワン)~ウリプリスタル酢酸エステル

緊急避妊の方法は3種類です

不用意なエッチの後に、できちゃったら困る!とあわてる貴女を救ってくれる方法には、ピルを使う方法が2つと緊急避妊具を使う方法が1つあります。

2種類の緊急避妊ピルとは?

日本に限らず世界的に、緊急避妊用のピルは、現在は2種類存在します。

セックスの後、緊急避妊ピルを服薬できるタイムリミットによって

  1. 72時間以内に服用するタイプ=レボノルゲストレルという女性ホルモンを使ったピル
    ノルレボ法によるアフターピル(緊急避妊ピル)ならコレ!
  2. 120時間以内に服用するタイプ=ウリプリスタル酢酸エステルと言う女性ホルモンを使ったピル
    エラ(エラワン)~ウリプリスタル酢酸エステル

になります。 整理すると、こんな感じです。

  レボノルゲストレル ウリプリスタル酢酸エステル
女性ホルモンの種類 レボノルゲストレル ウリプリスタル酢酸エステル
日本で認可されているか 認可されてる 認可されてない
商品名 アイピル・ノルレボ等 エラ・エラワン
病院・クリニックでの処方は? 処方される 処方してないところもある
肥満の女性でも使えるか? BMI30以下の人のみ BMI30以上でも服用可能
服用期限 72時間以内(3日以内) 120時間以内(5日以内)

緊急避妊ピルは、海外の多くの国では、ドラッグストアで買えちゃうみたいですが、日本では、まだまだそこまでの理解は得られてなくて、手に入れるまでにはそれなりのめんどくささが伴います。

詳しくはこちら
緊急避妊ピル(アフターピル)って何?>>

 

日本で緊急避妊ピルを手に入れる方法は3通りです

緊急避妊ピルを必要とした場合

  1. 婦人科やレディースクリニックで診察を受け、医師の処方を受けたうえで購入する基本的なやり方です。
  2. 電話やパソコンのビデオ通話でのオンライン診療で購入する方法です。
  3. 個人輸入を使って購入する方法です。

詳しくはこちらで確認してくださいね>>
ピルを日本で手に入れる方法は何通りあるの?

緊急避妊具の銅付加IUDってどんなもの?

IUD(Intrauterine-Device)は、子宮内避妊器具のことを意味します。
子宮内避妊器具(IUD)について~ピルを毎日飲むのが面倒な貴女へ

銅を使わない普通のIUDは、ピル同様に通常の避妊に使用される子宮内避妊器具のことで、子宮の中に挿入することで、受精卵の着床を邪魔して、妊娠を妨ぐことができます。

一方、この銅付加IUDというのは、

性交後5日以内に子宮内に挿入することで、避妊の失敗や不用意なセックスによる、望まない妊娠から貴女を守るための緊急避妊に使います。

具体的には、精子の運動性を抑えたり、精子と卵子の受精を妨げることで高い避妊効果を発揮します。

銅付加IUDは、多くの臨床医が最も効果的な緊急避妊の方法であると考えています。 つまり、

  • IUD=通常の避妊用に使う
  • 銅付加IUD=緊急的に妊娠を防ぐために使う(継続的な避妊のために、最大10年間、入れたままにしておくこともできます。)

でも、婦人科に行って、事情を説明して、お医者さんに銅付加IUDを子宮の中に入れてもらうので、緊急避妊ピルに比べると、かなり、めんどくさいですよね。

 

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