アフターピルと中絶の違い

中絶
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避妊失敗した…どうしよう…

もし、妊娠を希望してない時に、妊娠したかもしれない状況になったら、貴女はどうしますか?

何かしらの事情があって、「今は生めない」ということもあると思います。

そんな時に解決する方法として、大きく分けて2つの方法があります。

それは、アフターピル中絶という方法です。

アフターピルと中絶は同じことではなく、それぞれの目的や方法、リスクが異なります。

簡単に言うと、

アフターピル=妊娠を防ぐもの
中絶=妊娠を中断すること

では、さらに詳しくアフターピルと中絶の違いをお話ししたいと思います。

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アフターピルとは

アフターピルとは、性交後に服用することで妊娠の可能性を減らすことができる薬のことで、避妊失敗や性的暴力などの場合に使用されます。

アフターピルは、排卵を抑制したり、受精卵の着床を妨げたりすることで妊娠を防ぐ仕組みとなっています。

生殖医学の領域では、妊娠は受精ではなく着床で成立すると規定されており、そのためアフターピルは人工妊娠中絶薬とは見なされていません。

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アフターピルと中絶の違い

アフターピルの効果

アフターピルの種類によって違いますが、性行為から72時間もしくは120時間以内に服用する必要があります。

服用が早ければ早いほど効果が高くなりますが、アフターピルは100%の避妊効果を保証するものではありません。

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アフターピルの避妊成功率は、服用する時間や種類によって異なります。

平均した避妊成功率は、

  • 性行為後12時間以内に服用すれば、約99.5%の避妊率
  • 性行為後24時間以内に服用すれば、約90%以上の避妊率
  • 性行為後48時間以内に服用すれば、約85%の避妊率
  • 性行為後72時間以内に服用すれば、約58%の避妊率

また、かなり効果が薄れますが、72時間もしくは120時間以降でも服用することはできるので、「何もしないよりマシ」と思って服用する人もいます。

服用してから3日~20日以内に生理とは関係なく出血があり、この出血があることで「避妊成功」となると言われています。

出血の量が少なくて避妊が成功しているか不安な方は、次の生理予定日より前に妊娠検査薬で確認しましょう。

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また、アフターピルは、中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している場合は、効果がありません。

もし、すでに妊娠していたのに、気づかずにアフターピルを服用したとしても、胎児に影響を与えることはないという報告もされています。


アフターピルの副作用

WHO(世界保健機関)によると、深刻な副作用はありませんが、吐き気や頭痛などの軽度な副作用が起こることがあります。

最も多い副作用は、吐き気や頭痛などの消化器や神経系の症状で、通常は数日で治まります。

アフターピルの入手方法・費用

アフターピルはこの3つの方法で入手できます。

しかし、時間が経過するほど効果が落ちてしまうので、必要な時にすぐ服用できるように前もって準備しておくと、お守り替わりになりますよ。

  • 病院で処方してもらう

服用には時間制限があるので、すぐに対応できる産婦人科があるか確認しましょう。

病院によって異なりますが、費用は、アフターピルに加えて診察料などを含めると2万円~3万円ほどになることが多いです。

  • 自分で個人輸入代行会社通して購入

海外からの発送になる事があるので、前もって購入しておくと便利です。

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他の方法に比べて、価格が1番抑えられるので、病院・オンライン診療に比べると最大半額以下になります。

  • オンライン診療で購入

直接病院に行くことなく、診察を受けたり、薬を処方してもらうことが出来ます。

移動の手間がないことや、待合室で誰かに見られることがなく診察をしてもらえるので、便利なサービスとして人気があります。

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アフターピルの注意点

  • アフターピルは緊急避妊薬であり、常用避妊薬ではない

良くはないですが、多くても月経周期(28日)に一度です。

頻繁に服用すると副作用が増えたり、効果が低下したりする可能性があります。

  • アフターピルは100%の避妊効果を保証するものではない

服用後に妊娠した場合は、早めに産婦人科に相談しましょう。

  • アフターピルは性感染症を防ぐことができない

性交渉の際には、コンドームなどのバリア法を併用することが推奨されます。

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中絶とは

中絶とは、胎児を人工的に排出すること。

日本では、母体保護法に基づいて、指定医師が処置を行うことができます。

手術をするにあたって、出血や感染などのリスクがあることや、精神的な負担があることがデメリットです。

中絶ができる時期

中絶手術は妊娠が確認された後に行われます。

日本では母体保護法の規定により、妊娠22週未満(21週6日)の場合に限り中絶手術が可能です。

ただし、母体の健康や社会的な理由などで中絶の必要性があることを医師が判断し、本人と配偶者(あるいは親権者)の同意が必要となります。

中絶手術の後には経過観察や避妊指導を受ける必要があります 。

アフターピルと中絶の違い

中絶はどのように行われるのか

中絶には2つの方法があります。

1.経口中絶薬

メフィーゴパックという、中絶薬を服用する方法です。

ミフェプリストンとミソプロストールという2種類の薬を時間間隔を開けて、順番に服用することで妊娠を止めます。

服用できるのは、妊娠9週0日まで。

経口中絶薬は手術なしで中絶ができるというメリットがありますが、副作用も報告されています。

2023年4月に承認されたばかりの薬なので、取り扱っている病院もまだ少ないようです。

2.中絶手術

人工妊娠中絶手術は時期によって「初期中絶」と「中期中絶」の2つに分けられます。

アフターピルと中絶の違い

  • 初期中絶

11週6日までに行う中絶手術で、静脈麻酔をかけて機械的に子宮の中から妊娠の組織を掻き出す掻爬術や吸引法が用いられます。

中絶手術には掻爬術(そうはしゅじゅつ)吸引法(きゅういんほう)という方法があります 。

掻爬術は、子宮口を拡張して、小さなスプーン状の器具で胎児や胎盤を掻き出す方法。

吸引法は、子宮口を拡張して、真空状態の管で胎児や胎盤を吸い出す方法です。

吸引法は掻爬術よりも出血量やリスクが少なく、現在は主流となっています。

出産をしたことのない人の場合、子宮の出口である子宮頚管が閉じているので、手術の前に子宮頚管をある程度拡げるための前処置が必要です。

手術そのものは5分程度で終わるため、日帰りまたは1泊入院で手術を受けることができます。

  • 中期中絶

12週0日を過ぎてから行う中絶手術で、薬で陣痛を起こしてお産のように産みおろす方法です。

事前に子宮頚管をしっかり拡げておく必要があるので、初期中絶よりも前処置が大変になります。

すぐに陣痛が来れば1日で終わりますが、陣痛がなかなか来ないと2~3日かかることもあります。

手術後も普通のお産と同じように子宮の戻り具合などをみる必要があるので、トータルで4~5日の入院になる場合があります。

中絶にかかる費用

中絶手術も自由診療であり、保険適用外です。

費用はクリニックや病院によって異なりますが、一般的には妊娠12週未満の場合は7万円から15万円程度、妊娠22週未満(21週6日)の場合は40万円から60万円程度かかります。

ただし、経済的困難な場合や性暴力被害者の場合などでは、公的な助成制度や支援団体の援助を受けることができる場合もあります 。


中絶手術をすると、身体にどのような影響があるのか

  • 手術中に、麻酔によるアレルギー反応や呼吸停止
  • 子宮内への妊娠組織の遺残や感染症
  • 子宮に穴があくこと(子宮穿孔)
  • 多量出血や貧血
  • 子宮内癒着や前置胎盤などの不妊症や流産の原因となる可能性
  • 月経不順やメンタル的な問題

これらのリスクや危険性は、手術の方法や回数、年齢、妊娠の週数などによって異なりますが、一般的には妊娠の週数が長くなればなるほど高くなります 。

また、特にトラブルがなくても、中絶手術を何度も繰り返した場合、着床時にベッドになる子宮内膜が薄くなってしまい、着床障害や不妊症の原因となります。

中絶手術をしなければいけないようなことになる前に、ピルや子宮内避妊具のIUDIUSで確実な避妊を行うことが大切です。

どうしても中絶しなければいけなくなってしまった時は、同じ失敗を何度も繰り返すことのないよう、今後の避妊方法についてしっかりと考えるようにしましょう。

アフターピルと中絶の違いをまとめると…

  • アフターピルは妊娠を防止するものであり、中絶は妊娠を中断するもの
  • アフターピルは緊急時に使用するものであり、中絶は計画的に行うもの
  • アフターピルは副作用が軽微であり、中絶は副作用が重篤である可能性がある
  • アフターピルは精神的な負担が比較的少なく、中絶は精神的な負担が大きい

当たり前ですが、貴女は、自分の身体と人生について決める権利があり、自分の望むタイミングで、自分の望む相手と、自分の望む方法で、子どもを持つことができます。

もしくは、子どもを持たないことも選べるんです。

貴女がした選択は、貴女にとって正しい選択なので、不安にならずに自信をもってくださいね。



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